ふじのくに西部NPO活動センター

皆さん、新年を迎えて早１３日、いかがお過ごしでしょうか。

年末年始って、帰省したり普段と違う事をしたりで、意外と疲れたりしませんか？
成人の日のある３連休。「成人式」は関係なくとも、お正月疲れを癒すにはいい連休だった、という方も多いのでは？ナイスタイミングな連休だな～といつも思います。


かくいう私たちは、認定ＮＰＯ法人　魅惑的倶楽部（エキゾチッククラブ）・株式会社　呉竹荘　主催の「魅惑的生人四季」のため、連休ではありませんでしたが。笑

いいんです。いいんです。疲れを吹き飛ばす位、涙あり笑いあり、踊りまくりの（？）一日でしたから！！







さて、この「魅惑的生人四季」。障がいのある方々と人生の節目を迎えた方々のための式です☆
なんでわざわざこういう式を行うの？どういう意味があるの？と疑問に思った方、いらっしゃるかも。



障がいのある方々は、地域の公立学校ではなく特別支援学校に通う子たちもたくさんいます。すると、地域の公民館などで執り行われる成人式では、知らない人ばかり、かなりのアウェイです。参加をためらう親御さんも多いようです。

それに、自分の子どもが障がいを持っている事で好奇な目で見られたりするのではないかと心配される親御さんも。
また、成人式に親がついていくということも、なかなかないですよね。

そういった様々な理由から、成人式への参加を取りやめる障がい者の方々がとても多いという事です。

でも、命の危機を乗り越えて、たくさんの壁や山を乗り越えて、ハタチを迎える事が出来たことへの喜び、奇跡。その節目へのお祝いの気持ち。　「魅惑的生人四季」には、そんな、地域の「成人式」に来られない方々もお見えになります。


そして、この晴れやかな日は、２０年間、大事に育ててくれた親御さんへの感謝を表す日でもあります。

「生人四季」では、成人を迎えた方から親への花束贈呈があります。

「ありがとう」　その一言で２０年の苦労が報われる、と言うほど簡単な事ではないのかもしれません。ですが、この節目に、大切に育てた我が子から「ありがとう」の花束をもらう事が、どれだけの親御さんのハートをふるわせるでしょうか。花束をもらって、涙する親御さんたちも少なくありません。


今回も、親御さんだけでなく、見守る列席者たちも涙いっぱい、感動いっぱい、笑顔いっぱいの一場面となりました。


書きたい事は山ほどありますが、とにもかくにも、今年も、参加者・列席者全員の心が温かくなるような「魅惑的生人四季」となりました